勇魚のリストアを中断して、3月初めにカンボジア・シハヌークビルに来たが、暫くして左目の飛蚊症が酷くなったことを感じていた。加齢によるものと自己判断して様子を見ていたところ、4月中旬頃から左目右上部の視野が狭くなってきたことを感じ始めた。5月上旬に帰国して眼科の検診を受けたところ、はたして裂孔原性網膜剥離の診断。その日のうちに手術となり10日間の入院生活となってしまった。このブログの趣旨から少し離れるが、ご心配いただいている読者の方もおられるので、暫しのお付き合いを。
Retinal Detachment on my left eye has taken place in sometime mid March due to aging. On May 15, I have taken eye sergery and now it is recovering.
裂孔原性網膜剥離
手術をした眼科専門病院でもらった疾患の説明書
飛蚊症が酷くなったと感じた時期に網膜裂孔が生じ、液化した硝子体が網膜と網膜色素上皮層の間に入り込み剥離が始まったとのこと
左目に局部麻酔をした上で、白目に3ヶ所1mmほどの穴を開けて網膜の復位を行い、眼球内にガスを充填して、その圧力で網膜を網膜色素上皮層に押し付けて網膜剥離を治療する。
ガスは自然と減少するが、半減するまでの間は7~10日ほど入院治療となる。気圧変化によりガスが膨張するので、航空機による移動は完全にガスがなくなるまでできない。通常2〜3週間ほどかかる。
手術は硝子体手術+白内障手術で水晶体(レンズ)も取り替えた。
目薬を1日に4回、感染や炎症を抑える薬。眼圧を下げる薬も1日に2回。
取り替えた水晶体(レンズ)のIDカード
目に入れたガスが半減するまで結局9日間滞在した個室(差額11,000円/日)長年掛けてきた医療保険により、ほぼカバーされる。
入院食、イチオシのカレーライス